裏飯

アウトプット練習

石田ゆり子は一歩もひかない

些細なことで精神の均衡は崩れるもので、それは些細なことがきっかけになるくらいギリギリの精神状態だったのか、その逆に精神が完全に凪いでいて些細な波が大きく感じられるかのどちらかだと思うのだけど、それがどのように崩れているかを、なんとなくやる気がでない~としか表現できないのは僕の能力の限界を教えてくれる。崩れているというほどたいしたことがないから表現しようもないのかもしれないけれど。
「女の子がエスカレーターをのぼっていくところで終わる小説」の話は、少しだけテンションをあげた。参加作品を読んでみると少しだけ癒されるのを感じた。物語に没入し時間が消失するという小説の特殊効能(現実逃避)のありがたさを再認識。この「もってかれる感覚」が好きじゃないという人もいるのを最近知って驚いたけど、それは普通の感覚なんかもな。物語に浸りたい人もいれば、現実に足を置いていたいという人もいるわけだ。
石田ゆり子が出てるドラマを見ていたのだけど、石田ゆり子や館長(?)の人が普通っぽい人なのに、否定されたり空気が悪くなっても一歩も引かない様がとても心地よかった。己の現状や理想を投影して主人公とどうかして楽しむドラマの特殊効能(現実逃避)が発動! でも元気が出れば何でもいいのだよ。