裏飯

アウトプット練習

インターネット完全懲悪

普段バカなことを推奨するインターネット界隈なんだけれど、たとえば国会議員とかが仕事でバカなことをしていると、すごく腹が立つし、反省してもらいたいし、痛い目にあってもらってもいいし、然るべき罰を公的に受けるがいいバカめ!って思ってしまう。だから罵声のブクマタワーもバベルのごとくそびえて、あちこちのブログではバカバカバカと断じることで処理していくのだけど、本人はたぶんどこ吹く風で、ぜんぜんこたえてなかったりするよな。ネットのバカな声、くらいで通り過ぎていく。
あれ? なんかちがくね? すっきりしなくね?と思うのは、インターネットは、バカ(とみなされれば)駆逐される恐ろしい所だと思っていたからなんだなあ。自分に向いたら怖いけれど、自分以外の、自分が嫌な気持ちに思った対象に対して向くなら、安心感と、歪んだ満足感を得ることができる。
かつて、実名や顔写真なんてさらされた時点で負け決定だったはずが、ある種の人々はそれすらも乗り越えて、己の野心を叶えていく。インターネットがオウガストリートのような場から、ツールに成り下がってしまったということなのか。